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IGS国際シンポジウム 「リプロダクティブ?ジャスティス:妊娠?中絶?再生産をめぐる社会正義を切り開く」

2022年12月9日更新

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今年6月米国最高裁は、人工妊娠中絶の権利の法的根拠となってきたロー対ウェイド判決を覆す決定をくだした。妊娠?中絶?再生産にかかわる女性の自己決定権を著しく損ない、とりわけ、経済的に困難な立場にある女性やマイノリティの女性たちに重大な影響をもたらすことが懸念される。妊娠?中絶?再生産をめぐる長い闘いの歴史がある日本でも、それが女性の人権として確立されておらず刑法の堕胎罪もいまだに存在している。一方、韓国では、障害をもつ女性たちを中心とする若い世代の女性たちが堕胎罪廃止運動を強力に展開した結果、2019年に刑法堕胎罪に違憲判決(憲法不合致)が出された。人工妊娠中絶が非犯罪化されたが、女性のからだを管理する過去のパラダイムは変わっていない。
 歴史の中で女性のからだや再生産能力が女性自身のものであったことはない。常に他人や権力が占有を争う「バトルグラウンド」であった。本シンポジウムでは、妊娠?中絶?再生産の自己決定を(不)可能にするのは何か、法?政治?社会運動はどのように関わってきたのかを、「リプロダクティブ?ジャスティス(性?生殖?再生産をめぐる社会正義)」の概念を切り口として、米国?韓国?日本の専門家らと多角的に議論する。

IGS国際シンポジウム
「リプロダクティブ?ジャスティス:妊娠?中絶?再生産をめぐる社会正義を切り開く」
開催日時 2022年12